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2022.08.18 SIMPLE NOTE
間取りとコストについて

家づくりは何に重きを置いてすべきでしょうか?
そして、実現するための手段は、人それぞれ、「十人十色」です。
住宅会社もまた何に重きを置いて家づくりすべきなのか、
そして、実現するための手段は、「十社十色」です。

耐震に関する考え方一つをとっても、
耐震性をよくするということは共通言語ではあるものの、
それを実現するための手段は会社によって異なるし、
快適な家をつくるということも共通言語ではあるものの、
それを実現するための手段は会社によって異なるというわけです。

今回は、
SIMPLE NOTEの家づくりに対する考え方を
お伝えしていきたいと思います。

まず、耐震性をよくするために
SIMPLE NOTEでは「平屋」をオススメしています。
平屋にすれば、2階の荷重がなくなるので、
屋根の荷重のみになります。
台風などの強風に打たれた時や、
トラックなどの重量車両が通った時や、
大きな地震が起こった時、
「平屋」であれば、これらの振動や衝撃による劣化を軽減できます。

耐震等級3取得のための制約も、
2階建てよりもはるかに少なくなり、
自由な間取りを実現しやすいというメリットもあります。

人が快適と感じる温度には、やはりそれぞれ差がありますが、
暑くもなく、寒くもなく、過ごしやすい季節があるように
快適な温度を保つことも家の使命 と言えるのではないでしょうか。
・「優れた断熱性能」
・「プライバシーの保護」
・「防犯性の向上」
・「家事負担の軽減」
これら全てを間取りで解決するのがSIMPLE NOTEの基本的なスタンスです。
また、間取りで解決することは予算を抑えられる手段にもなります。

「断熱性能」に関しては、
いい断熱材を使いつつも
空気の流れを遮断する廊下をほぼなくすこと、
そして、部屋数や部屋の広さを見直すことで家をコンパクトにし、
冷暖房効率を高めるようにしています。

かつ、快適性を劣化させないために、
窓が減らせるような間取りづくりをしています。
窓がたくさんあると
一見明るく開放的な家になるような気がしますが、
実際のところは、家の壁が減るため耐震性は劣化するし、
断熱性能も悪くなってしまうからです。

というわけで、最小限の窓で
家全体に光が届けられるように
カーテンが必要のない窓と間取りづくりをすることによって
家の快適性を最大限に高めているというわけです。
プライバシー性と防犯性の強化という点においても、です。

家が小さくなれば家の価格は安くなるし、
窓が少なくなれば家の価格は安くなるし、
カーテンがいらなければ家の価格は安くなるし、
シャッター、セコムといったセキュリティー対策の必要がなくなれば、
余分な出費がなくなるし、
目隠しの為のフェンスも要らなければ、外構費用は安くなるしと、
コスト面でもいろいろなメリットがあります。

家事負担の軽減に関しても、
間取りでその多くを解決することが出来ます。

例えば、寝室と子供部屋を2階につくれば、
自ずとリビングに仮置きの荷物が集中し
片付けにくい家になってしまいますが、
平屋にすれば、自ずとみんなが自分の荷物を
自分の部屋に持って行きやすくなります。

また、収納は離れた場所にあるよりも
近くにある方が当然使い勝手が良いので、
2階にたくさん収納をつくるより、
1階にたくさん収納があった方が、
圧倒的に片付けやすいのも明白なことです。

洗濯物のあれこれの作業にしても
上下階を行ったり来たりするよりは
同じフロアを水平移動出来る方が圧倒的に楽チンですしね。

いかがでしょうか?

このようにSIMPLE NOTEは、
間取りの工夫によって暮らしの問題を解決し、
イニシャルコストを抑えるようにしています。
そしてこの工夫はランニングコストの抑制にもつながります。
そのお話はまた次回お伝えしたいと思います。

 

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