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- 2022.04.26 SIMPLE NOTE
- 住宅ローンで気をつけるべきこと
「実は、住宅ローンで破綻するケースをみると、
ボーナス払いでつまずいてしまう人が多い。」
これは少し前の経済新聞に掲載されていた記事の一部なのですが、
公務員さんならともかく、それ以外の職業の方は、
住宅ローン返済でボーナス払いを選ぶべきではありません。
1991年バブル崩壊、
2000年同時多発テロ、ITバブル崩壊、
2008年リーマンショック、
そしてコロナショック、ウクライナ問題。
バブル崩壊から今回のコロナショックまでは28年しかたっていなく、
35年間の住宅ローンより短い間に経済に影響を与える事件が
多々起きているわけです。
本来、ボーナスというのは、
企業の利益あってこその報酬なので、
不測の事態が起こった時には、
なくなってしまう可能性もあり、
これから先は、そもそも企業がずっと存続する保証もないからです。
これから生まれてくる子供たちの85%は、
今存在しない仕事に就くようになるかもしれないと
言われているぐらいですから。
なんだか暗い話しになってしまいましたが、
今回、この記事を挙げたのは、
ボーナス払いかどうかというところよりもむしろ、
そもそも収入に見合わないローンを組んでしまっているところが、
この記事に隠れている問題なのではと思ったからです。
資金計画を甘く見てはいけない!
家づくりの肝となるのは、間違いなく資金計画です。
そして、資金計画をするにあたって、
まずは家を維持していくために必要な物を知って下さい。
・固定資産税+都市計画税
・火災保険
・メンテナンス費用
・老朽化による修繕(家だけでなく家電や設備もです)
次に将来の生活スタイルを考えてみて下さい。
・教育資金について
大学に進学させるのか?
進学させるとしたら、国公立限定、私立もありか?
自宅限定、下宿もありか?
・老後の資金について
退職金があるか?
年金は何歳からもらうのか?年金額は?
夫婦2人での生活費は?
年金-生活費はプラス、マイナス??
思っている以上に予算が厳しいのが当たり前
これらを踏まえた上で家の予算を決めていくと、
自分が考えていたよりもはるかに少ない
という厳しい現実を突きつけられるかもしれません。
しかし、それが現実なので、
その予算の中で出来る家づくりをしなければいけません。
これからの暮らしのカタチをご夫婦でよく話し合った上で
資金計画を行い、絶対に無理のない予算で家を建て、
不測の事態が起こっても、
あたふたしなくてもいいようにしていただければと思います。
それでは、、
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